神亀 日本酒 埼玉県 特約店

神亀 日本酒 埼玉県 特約店

皆さんもご存じ!?
神亀酒造 株式会社は、日本初の「全量純米蔵」です。
それは何ぞや!!!
と言う方にご説明!!!
アル添酒(本醸造、大吟醸酒)などを製造せず全て「純米酒」「純米吟醸」「純米大吟醸」のみ純米蔵です。
当店との関係ですが、現在蔵元の小川原さん(父)は「杜氏潤平」の蔵元金丸(潤平父)「京の春」向井会長(久仁子父)と東京農業大学 醸造学科の同期になります。
潤平の麹づくりの基礎は小川原さんに伝授されました。(卒業後修業先)向井姉弟も農大卒業後修業しました。
そして「神亀」の次期蔵元の小川原 佳子さんは、な、な、なんと!  女房殿の東京農業大学 醸造学科で同期です。

「神亀」の製造工程

「神亀」の製造工程
「神亀」の製造工程

蔵に入ってすぐの風景です。
酒造り真っ最中ですが小川原父いわく「うちの蔵はこんな平和でいいのかよ」と言っていましたが佳子ちゃんの息子さんがいてお父さんは、ニヤニヤでした。
他の蔵の方から聞く「小川原父」とは思えぬ感じでした。
(外ではチョー怖い感じらしいです)
女子、女子同期の凄さに驚きです。
私は女房殿から三歩下がって伺いました。
ここが酒屋さんのの中で有名な純米酒の聖地(事務所)「神亀関所」 です。
ここから帰させられるか説教されるか純米酒についてお話しいただけるか小川原父のお目にかなった人しかこの先の蔵には進めないのです。

「神亀」の製造工程
「神亀」の製造工程

しかーし「その先ヘ」
行けてしまうのが、女房殿です!!!
神亀さんの甑回りです。
和釜で珍しい四角形の甑です。
「大観」の森嶋も同じ四角の甑を使用していますが、蒸しムラがないそうです。
洗米機です。

「神亀」の製造工程
「神亀」の製造工程

出ましたー
右が「小川原父」ですー
左が釜場さんです。
「洗米、浸漬」したお米をつぶしながら父にお伺いを立てています。
水分含量は「感じろ」だそうです。

「神亀」の製造工程
「神亀」の製造工程

さぁ来ました!!!!!
ここから先が禁断の
「糀室」
「酛室」
「仕込み部屋」です。
「神亀」さんは日本で最高の小蓋で造る糀の最高峰と他の蔵から称されています。
その小蓋が並べられています。

「神亀」の製造工程
「神亀」の製造工程

「南部美人」の雄三も教えを乞う(雄三SPの糀造りはこちらをお手本にしています)
小川原父の糀室に潜入!!!
さすが女房殿!!!
私は父の許可を得て撮影しています。
入りました!!
小蓋がたくさん積んであります。
女房殿満足気ですね。

「神亀」の製造工程
「神亀」の製造工程

今朝、引き込んだ糀米です。
「神亀」さんは「開運」の弥市さんと同じで始業午前三時半、蔵人さんは住み込みです。
麹蓋の中を拝見温度計がささり小川原父の直々のご説明です。

「神亀」の製造工程
「神亀」の製造工程

小川原父の直々のご指導のもと小蓋の手入れです。女房殿も緊張しています。
じゃじゃーん蔵人さん入場です(糀屋さんです)

「神亀」の製造工程
「神亀」の製造工程

盛ってあった糀をほぐしながら、温度を手で測定していきます。「感じる」です。
写真を見てください!!
蓋を振っている瞬間です。
蓋を振って空気と触れ合わせることによって麹の温度を下げていきます。
左右、上下振って大体0.2度くらい下がります。

「神亀」の製造工程
「神亀」の製造工程

最後に元通りに真ん中に盛り、真ん中に渦を造り表面積を増やして終わりです。
なかなかこの中仕事を見たり、写真を取ることはできません。
お父さんありがとうございます。
朝、出糀をして枯らしています。
小川原父いわく「いい糀はギュッとにきって手を開くとぱらっと落ちる」だそうです。
日本最高の小蓋による糀造りでした。

「神亀」の製造工程
「神亀」の製造工程

「酒母室」です。
「神亀」の酒母におけるテーマは
「米を潰さない」です。
酒母タンクの中です。
お米を櫂棒で混ぜ合わせるのではなく中心の筒に酵素が解け出た「糀汁」がたまります。

「神亀」の製造工程
「神亀」の製造工程

中に溜まった「糀汁」すくい出し周りにかけ戻すことによって酵素のによる米解けを推進します。
「仕込み部屋」です。
空調が入り小川原流の美しい設備です。

「神亀」の製造工程
「神亀」の製造工程

皆さんのお好きな窒素量の少ない堆肥だけで育てた鳥取県産 山田錦を使用した。
「小鳥のさえずり」です。
お米のつぶれていない美しい醪です。
櫂棒が入ったままの蔵さんもありますが、小川原流では、櫂棒で櫂入れをするのを最小限に抑え糀の酵素によってお米を溶かします。
まさに糀の力です。

神亀 日本酒 埼玉県 特約店

瓶詰ラインです。
「神亀 辛口」「ひこ孫」はタンク熟成へ「小鳥のさえずり」「ひこ孫大吟醸」などは瓶詰めされ-5度の瓶貯蔵に向かいます。
当店の女房殿は、「神亀酒造」の次期蔵元の佳子さんと東京農業大学 醸造学科同期であり日本最高の糀造りを佳子さんのお父さんに直々ご指導いただきました。
「神亀」「ひこ孫」「小鳥のさえずり」「ひこ孫大吟醸」などご入り用の際は、是非当店にお声がけください。
また、ヴィンテージの「大吟醸1992BY」や「小鳥のさえずり2002BY」などご興味ある方はご連絡ください。