愛宕の松 日本酒 宮城県 特約店
「あたごのまつ」を醸す新澤君は店主の東農大醸造学科の一つ後輩にあたり「絹乃峰の」三島君、「六鼓」の原田君「富士酢」の飯尾君と同期にあたります。彼の努力には頭が下がります。
蔵を継いだ時は、年間6石(一升瓶約1,000本)から始まり、現在は 年間1,200石(約210,000本)まで増やしました。最初の頃は「まずい」「売れない」の負の連鎖で今の専務さんと塾でバイトをしながら踏ん張りました。
そんな中、居酒屋さんで奥さんと飲みながら気が付いたのが「究極の食中酒」でした。そのコンセプトが「一杯で満足する味わい」ではなく「二杯目にまた飲みたいと思わせる味わい」を造ろうと言うことでした。
マリアージュではなかったのです。私も新澤君に「マリアージュでしょ」と言ったら「先輩、違いますよ」ですって知ったかぶりはいけませんね…「新澤君、すみません」でした。
「愛宕の松」の製造工程
新澤君はお米からこだわります。
お米を農家さんから直接買い取る別会社を持ち、目利きのできる社員さんを社長にして任せています。
ですので新澤君は「醸す」事に集中することができるのです。
ここはお米を貯蔵する冷蔵庫です。
新澤醸造店は11ヶ月醸造するのでお米を保存するのに冷蔵設備が必要なのです。
やはり精米機は「新中野工業」製です。
こちらは、大崎市三本木の新しい蔵の物です。
精米機の天井を高くして、熱がこもらないようにしています。
本社蔵で精米されたお米です。
旧本社蔵には最新の「新中野工業の28インチダイヤモンドロール精米機」が二基設置されています。
蒸し場です。
新澤君の考えは大広間みたいな場所を色々変化しながら使っていき麹室など要所を決めていきます。
この空間です。
麹の枯らし台です。
どこかと一緒ですねー
はい、「絹乃峰」の三島君です。
こちらのタンクはリキュール用の純米吟醸仕込んでいます。
新澤君は、リキュール用の清酒でも手を抜きません。
分析室です。
新澤君の開発した分析器です。
醪を取って10時位までにセットすれば午後1番には、酸度、アミノ酸度、日本酒度、アルコールその他の結果が出ているそうです。
そこで、各タンクの方針を決めるそうです。
瓶詰め場です。
新澤君の基本は、瓶詰め後「プレートヒーター」で火入れ後、「パストライザー」で急冷の一回火入れです。
-5℃の瓶貯冷蔵庫
by純米酒です。
靄がすごいですねー
こちらは、同じく-5℃の
瓶貯冷蔵庫by純米吟醸になります。
純米と純吟、純大、その他の冷蔵庫に分けられています。
当店は、株式会社 新澤醸造店の東京農大一つ後輩の新澤君との密接な信頼関係におきまして「あたごのまつ」を 安定供給いただいいる直接取引の特約店です。
「あたごのまつ」ご入り用に際は新澤君から信頼をいただいている当店をご利用ください。