和泉屋 味噌 長野県 特約店

和泉屋

当店 店主小林一三の東京農大 醸造学科の同期で信州みそを醸す阿部 博隆君の和泉屋です。
阿部ちゃんはコンビニのファミマで信越限定で販売されるチルドラーメン「案養寺ラーメン」発案者で「安養寺みそ」の製造元です。「安養寺」とは信州みその発祥のお寺です。
「安養寺みそ」は和泉屋の阿部ちゃんが安養寺周辺の佐久平で収穫される大豆と米で醸す「信州みそ」になります。

「信州みそ」の製造工程

「信州みそ」の製造工程
「信州みそ」の製造工程

こちらが麹米のもとになる佐久平産のお米です。
このお豆さんが佐久平で収穫された大豆です。

「信州みそ」の製造工程
「信州みそ」の製造工程

これは何だかわかりますかー
これは大豆ちゃん達のお風呂です。
空気を送り込んで大豆を洗います。
通常のお味噌は皮付きのまま使用しますが、大吟醸のお味噌になると皮をむいたむき身を使用するそうです。
真ん中にあるタンクが蒸し器になります。
左上にあるパイプから先程のプールから大豆が送られていきます。

「信州みそ」の製造工程
「信州みそ」の製造工程

このようにクレーンで蓋が上げます。
柵がありましたがー
店主 一三は許可され蒸し器の中も撮影許可されました!!!
わっかになっているパイプの穴から水がシャワーのように出て水が張られます。
蒸しは、ただ蒸すだけではなく圧力をかけて蒸します。圧力鍋のお化けと考えてください。

「信州みそ」の製造工程
「信州みそ」の製造工程

こちらが放冷機です。
奥の蒸し器の下から蒸し上がった大豆が出てきます。
放冷され冷めた大豆がこのベルトコンベアまで来ます。
大豆さんは、まずはここまで!!

「信州みそ」の製造工程
「信州みそ」の製造工程

さて次は一番大切な麹造りです。
阿部ちゃんが大学を卒業して一番苦労したのがこの自動製麹機での麹造りでした。
この自動製麹機は素晴らしく!!!
洗米、浸漬、蒸し、製麹まですべてをこなします。
でもこれを使いこなすのが阿部ちゃんの苦労だったんです!!
大学の時に勉強していればね・・・

「信州みそ」の製造工程
「信州みそ」の製造工程

自動製麹機のこれが中身です。
センサーとかかき混ぜる刃など複雑です。
頑張ったね阿部ちゃん!!!!!!
さて、麹が48時間かけて出来上がりました。
阿部ちゃんが指さしていますが、こちらの箱は(東芝のレグザの段ボールがふたになっています。女房殿のお父様は東芝出身です!!!)
お味噌に大切な塩梅のもとお塩を溜めておくタンクです。
この中心のタワーが阿部ちゃんのこだわりです!!!
左のベルトコンベアから蒸された大豆が、真ん中から麹米が、右からはお塩で中心のタワーに集まります。
さあなんででしょう???

「信州みそ」の製造工程
「信州みそ」の製造工程

じゃじゃーん!!!
と言うことで、「粉砕ミキサー」です。
阿部ちゃんのこだわりは、このタワーの上部から大豆、麹、塩それぞれを一緒に投入して粉砕しながら混ぜることです。それで写真の真ん中の筒から出てきます。
粉砕されて混ぜ合わせた生まれたての赤ちゃんのお味噌がこのベルトコンベアで運ばれて緑のコンテナに仕込まれます。
コンテナに入れられたお味噌の赤ちゃん達はこの扉の奥にある熟成室で寝かされます。

「信州みそ」の製造工程
「信州みそ」の製造工程

こちらが熟成庫の中になります。
ご覧の通り空調が入っていない!!!!
天然醸造蔵です。
こちらが平成二十七年八月二十七日に仕込まれた安養寺味噌のコンテナになります。
これが約半年寝かされたお味噌になります。
外側は熟成していますが中はまだ黄色いです。

「信州みそ」の製造工程
「信州みそ」の製造工程

はーい試食です。
よく見るとまだ麹の白い粒が見れます。

「信州みそ」の製造工程
「信州みそ」の製造工程

こちらが、約一年半熟成したお味噌です。
そして溜まっている液体が「たまり」になります。
液体を取るとぞくに言う「たまりしょう油」になります。
最後に熟成の違いです。
左から半年、一年、一年半
上の色の濃いお味噌が三年物です。
たぶん皆様が興味があると思いましたので、わがままを言って熟成の違いを比較させていただきました。

店主 小林一三と東京農大醸造学科同期の阿部博隆君

当店はこのように店主 小林一三と東京農大醸造学科同期の阿部博隆君との深いつながりにおきまして安心安全の国産米と国産大豆にこだわり手造りと天然醸造にもこだわったお味噌を分けていただいております。
また、当店のためにアルコール無添加(殺菌のため加える)の国産原料にこだわった無添加 天然醸造 味噌を別誂していただいております。
お子様に本物のお味噌の味わいを教えたいお父様、お母様ぜひ、安心安全の阿部ちゃんの造るお味噌を味わってみてください。